専門研修(入局)希望の先生へ
専門研修・入局を希望される先生へ
形成外科医として、幅広く学び、確かな専門性を育てる場所
関西医科大学形成外科学講座では、形成外科に興味を持つ初期研修医・若手医師の先生方を歓迎しています。
形成外科は、外傷、腫瘍、先天異常、瘢痕・ケロイド、難治性潰瘍、熱傷、眼瞼・眼窩、顔面骨骨折、乳房再建、頭頸部再建、マイクロサージャリー、レーザー治療など、非常に幅広い領域を扱う診療科です。
私たちが大切にしているのは、単に手術ができる医師を育てることではありません。
患者さんの形態と機能、そして生活の質を考え、診断から治療、術後フォローまで責任を持って向き合える形成外科医を育てることです。
関西医科大学形成外科には、幅広い症例、熱意ある指導医、専門性を深められる環境、研究に挑戦できる体制があります。
- 「形成外科を本気で学びたい」
- 「手術が上手くなりたい」
- 「自分の専門分野を見つけたい」
そのような先生にとって、成長できる環境を用意しています。
関西医科大学形成外科で学べること
当講座では、形成外科の主要領域を幅広く経験できます。
皮膚腫瘍、母斑、血管腫、外傷、顔面骨骨折、熱傷、難治性潰瘍、褥瘡、瘢痕・ケロイド、唇裂口蓋裂、小耳症、眼瞼下垂、眼瞼・眼窩形成、乳房再建、頭頸部再建、四肢再建、切断指再接着、マイクロサージャリー、レーザー治療など、形成外科医として必要な基礎から専門領域まで段階的に学ぶことができます。
入局後は、大学病院と関連病院を組み合わせながら、common diseaseから高度専門治療まで経験します。
外来、病棟、手術、救急対応、術前評価、術後管理、患者説明まで、形成外科医として必要な力を総合的に身につけます。
豊富な手術経験と、専門性を深められる環境
関西医科大学附属病院では、形成外科の幅広い疾患に対して多くの手術を行っています。
2024年度の附属病院手術件数は合計2,286件で、腫瘍664件、レーザー治療736件、眼瞼下垂など351件、先天異常165件、外傷151件など、多様な症例を経験できる環境があります。
近年は手術件数の増加に伴い、中央手術室での手術枠も増枠されています。
頭頸部再建、乳房再建、難治性潰瘍、外傷、切断指再接着、小児先天異常など、それぞれの分野で専門性を持つスタッフが指導にあたります。眼形成分野では、眼瞼下垂手術の症例数が増加し、手術用顕微鏡を用いた精度の高い手術にも取り組んでいます。
形成外科は、最初から一つの専門に絞る必要はありません。
幅広く経験する中で、自分が本当に興味を持てる領域を見つけ、そこから専門性を深めていくことができます。
専門医取得をしっかり支援します
当講座では、日本形成外科学会専門医の取得を重要な目標の一つとしています。
専門研修では、形成外科領域の基本的な知識、診断、手術手技、術後管理を段階的に学び、4年後の専門医資格取得を目指します。
専門医試験に向けては、症例経験だけでなく、申請書作成、代表症例のまとめ方、口頭試問対策、過去の合格者の経験共有など、医局全体でサポートします。 2025年度の専門医試験では、受験者全員が合格しています。
若手医師が一人で悩まないよう、複数の指導医が症例報告や申請書を確認し、計画的に準備できる体制を整えています。
大学病院ならではの研究環境
関西医科大学形成外科では、「リサーチ・マインドを持つ臨床医の育成」を大切にしています。
臨床で感じた疑問を研究につなげ、得られた知見を再び患者さんの治療へ還元する。
その循環を経験することは、形成外科医としての視野を大きく広げます。
当講座では、脂肪幹細胞、PRP、創傷治癒、組織再生、眼瞼解剖、AI解析など、基礎研究から臨床研究まで幅広いテーマに取り組んでいます。
大学院進学や社会人大学院、学位取得、英語論文作成、国内外学会発表についても、指導体制を整えています。
臨床をしっかり学びたい先生も、研究に挑戦したい先生も、それぞれの希望に応じたキャリア形成が可能です。
国内外で学ぶチャンス
当講座では、国内外の学会発表や留学にも積極的に取り組んでいます。
過去には、海外施設での臨床留学や、国際学会での発表を通じて、若手医師が視野を広げる機会を得ています。
形成外科の技術や考え方は、世界中で進歩しています。
関西医科大学形成外科では、国内で確かな基礎を身につけながら、将来的に国内外で活躍できる医師を育てることを目指しています。
一人ひとりの個性を大切にする医局です
関西医科大学形成外科が目指しているのは、全員が同じ方向だけを見る医局ではありません。
- 手術が好きな人。
- 研究を深めたい人。
- 再建外科に興味がある人。
- 眼瞼や顔面の細かな手術を極めたい人。
- 地域医療で幅広く活躍したい人。
- 将来、専門外来や開業を視野に入れている人。
それぞれの目標や個性を大切にしながら、形成外科医として成長できる環境を作りたいと考えています。
若手医師の自由な発想を歓迎し、上級医が知識と技術を伝え、互いに刺激し合いながら成長する。
そのような明るく開かれた講座を目指しています。
研修施設・関連病院
関西医科大学附属病院、関西医科大学総合医療センターを中心に、大阪、京都、滋賀、兵庫、奈良、岡山の関連・連携施設で研修を行います。
関連病院では、大学病院とは異なる地域医療の現場を経験し、形成外科医としての実践力を高めることができます。
大学病院で高度専門治療を学び、関連病院で多くの症例を自ら考えて診療することで、バランスの取れた形成外科医を目指します。
入局後のキャリア
専門研修修了後は、本人の希望や適性に応じて、さまざまな進路を選択できます。
大学病院スタッフ、関連病院スタッフ、大学院進学、国内外留学、サブスペシャリティの研鑽、指導医資格取得、研究活動、地域医療での活躍など、多様なキャリア形成を支援します。
形成外科は、将来の選択肢が非常に広い診療科です。
まずは幅広く学び、その後に自分の専門性を育てていくことができます。
見学・相談を随時受け付けています
形成外科に少しでも興味がある先生は、ぜひ一度見学にお越しください。
附属病院手術日である火曜日、もしくはカンファレンス・回診・外来のある水曜日が見学日にしています。
- 「形成外科に興味はあるけれど、まだ決めきれていない」
- 「手術を見てみたい」
- 「入局後の働き方を知りたい」
- 「専門医取得や大学院について相談したい」
- 「キャリアやライフイベントとの両立について聞きたい」
どのような段階でも構いません。
実際の診療、手術、医局の雰囲気を見ていただくことが、進路を考える一番の参考になると思います。
私たちは、これから形成外科を志す先生方との出会いを楽しみにしています。
関西医科大学形成外科学講座 覚道奈津子
お問い合わせ
関西医科大学形成外科学講座
〒573-1010
大阪府枚方市新町2-5-1
TEL:072-804-0101
FAX:072-804-2031
Email:prs-sec@kmu.ac.jp
見学、入局相談、専門研修プログラムに関するご質問は、上記までお気軽にご連絡ください。
選択コースと内容
日本形成外科学会専門医を中心とした専門医取得コースと医学研究に携わり学位(医学博士号)取得を目指す大学院コースがありますが、これらを並行して進めることも可能です。目標により多岐の選択がありますので相談して下さい。
専門医取得コース
取得できる認定医・専門医:
- 日本形成外科学会専門医
- 日本形成外科学会皮膚腫瘍外科分野指導医
- 日本形成外科学会小児形成外科分野指導医
- 日本形成外科学会再建・マイクロサージャリー分野指導医
- 日本形成外科学会レーザー分野指導医
- 日本頭蓋顎顔面外科学会専門医
- 日本創傷外科学会専門医
- 日本熱傷学会専門医
- 日本美容外科学会専門医(JSAPS)
- 日本レーザー医学会専門医
- 日本手外科学会専門医
- 日本救急医学会専門医
- 日本臨床皮膚外科学会専門医
- 日本がん治療認定医機構認定医 他
他科研修の可能性:あり
留学の可能性 :あり
研修病院 :
- 【関西医科大学形成外科関連病院】
関西医科大学附属病院(大阪府枚方市)
総合医療センター(大阪府守口市)
彦根市立病院(滋賀県彦根市)
洛和会音羽病院(京都市山科区)
市立岸和田市民病院(大阪府岸和田市)
河内総合病院(大阪府東大阪市)
八尾市立病院(大阪府八尾市)
医誠会国際総合病院(大阪市北区)
高槻赤十字病院(大阪府高槻市)
大阪府済生会野江病院(大阪市城東区)
生駒市立病院(奈良県生駒市) - 【連携病院】
倉敷中央病院(岡山県倉敷市)
大学院コース
- 大学院博士課程4年
- 社会人大学院博士課程5年;臨床で専門(後期)研修を進めながら医学研究を行う
専門(後期)研修修了後の進路
- 附属病院(附属病院、総合医療センター)形成外科スタッフとして採用
- 関連病院形成外科スタッフとして採用
- 大学院へ進学
- 大学間連携による留学、海外留学 など
関西医科大学形成外科 講座紹介ムービー
