眼瞼・眼窩形成
眼瞼・眼窩形成
眼瞼・眼窩は、見た目だけでなく、ものを見るための大切な機能にも関わる部位です。
そのため治療にあたっては、整容面と機能面の両方を大切にしながら、患者さんそれぞれの状態に応じた方法を選択しています。
手術前には十分な検討を行い、適切な治療方針をご提案しています。
以下のような疾患を治療しています。
眼瞼下垂症
眼瞼下垂症は、上まぶたが十分に上がらず、見えにくさや目の疲れにつながる状態です。
先天性、後天性、偽性に分類され、原因や症状に応じて治療方法が異なります。
後天性眼瞼下垂では、加齢変化やコンタクトレンズの長期使用などが関係することがあります。
「なんとなく見えづらい」「目がしんどい」「おでこに力が入る」といった症状が少しずつ負担になっていることも少なくありません。
そのような違和感が続いている場合は、一度診察を受けていただくことをおすすめします。
治療としては、挙筋腱膜前転術、挙筋群前転術や吊り上げ術などを、症例に応じて選択しています。
また、偽性眼瞼下垂のなかの眼瞼痙攣に対しては、ボトックス注射による治療も行っています。
眼瞼下垂の治療では、ただまぶたを上げればよいというわけではありません。
見えやすさを改善することに加えて、左右のバランスや術後の違和感の少なさも大切です。
当科では、機能と見た目の両方を大切にしながら、患者さんの年齢、生活スタイル、お仕事、ご希望などもふまえて治療方針を考えています。
眼瞼下垂の治療は、見えにくさなどの機能的な問題がある場合には、保険診療の対象となることがあります。
保険診療の対象となるかどうかは、症状や診察結果をもとに総合的に判断します。
金曜日の覚道外来を受診され、覚道の診察のうえで手術適応と判断された場合は、原則として覚道が手術を担当します。
覚道の診察・手術をご希望の方は、金曜日の覚道外来を予約の上、ご受診ください。
その他の曜日や他の担当医の外来を受診された場合は、診療体制に応じて担当医が診療・手術を担当します。
睫毛内反症・眼瞼内反
睫毛内反症は、まつ毛が眼球側を向き、角膜や結膜を刺激する状態です。
一方、眼瞼内反は、まぶたそのものが内側に入り込んだ状態で、睫毛が眼球に触れる原因となります。
異物感、流涙、充血、眼脂、角膜障害などを生じることがあり、病態に応じて適切な手術方法を選択しています。
眼窩骨折
眼窩骨折は、ボールが眼周囲に当たった時や、打撲などでみられる顔面骨折です。
眼球を動かす筋肉や脂肪が挟まり、眼球運動の制限、複視、眼球陥凹、頬部から上口唇の知覚鈍麻などを生じることがあります。
手術は基本的に経過をみてから行いますが、場合によっては緊急対応を要することもあります。
治療は骨折の状態によって異なり、整復のみで終了するものから、骨移植が必要となるものまでさまざまです。
その他
このほか、眼瞼腫瘍や眼窩内腫瘍の治療も行っています。
よくあるご質問
Q: 眼瞼下垂の手術は必ず保険になりますか?
A: 必ずではありません。保険診療の対象となるかどうかは、症状や診察結果をもとに判断します。
Q: 他院で相談したことがあっても受診できますか?
A: はい、可能です。紹介状や検査結果がある場合は、受診時にお持ちください。
