関西医科大学 形成外科学講座

Kansai Medical University, Dept. of Plastic and Reconstructive Surgery

レーザー治療

当科では月曜日と木曜日にレーザー治療を行っています。
おもに各種アザ(青アザや赤アザ、茶アザなど)のレーザー治療を中心に行っています。アザの種類によって、レーザーがよく効くものもあれば、繰り返しレーザー治療を行ってもあまり改善しないものもあります。また、保険適応のあるものと、適応外(自費)のものがあります。当科で治療を行っている代表的な疾患を下記に示します。
レーザー治療のカウンセリング(相談)もお受けしていますので、遠慮なくお問い合わせください。

色素レーザーの適応疾患
 保険適応:苺状血管腫、単純性血管腫、毛細血管拡張症。
 保険適応外(自費):ケロイド、肥厚性瘢痕など

Qスイッチルビーレーザーの適応疾患
 保険適応:太田母斑、扁平母斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青。
 保険適応外(自費):
  老人性色素斑(しみ)、雀卵斑(そばかす)、色素性母斑(黒あざ)、
  単純黒子(ほくろ)、イレズミなど。

炭酸ガスレーザーの適応疾患(自費)
 いぼ、ホクロ、隆起性の皮膚病変など

フラクショナル炭酸ガスレーザーの適応疾患(自費)
 外傷(ケガ)・熱傷(ヤケド)や手術後の瘢痕(キズアト)、ニキビ跡など

ロングパルスアレキサンドライトレーザー(脱毛レーザー)の適応疾患(自費)
 有毛性色素性母斑の脱毛、小耳症手術後の脱毛、多毛症など


一般にレーザー治療は痛みを伴います。レーザー機器によっても異なるのですが、治療範囲が数㎝程度のものであれば、氷などで患部を冷やすことだけでも除痛できます。しかし、範囲が大きくなると、局所麻酔(外用剤や注射薬)や全身麻酔が必要です。当科では麻酔科の協力を得て、就学前後の患児で比較的治療範囲の大きい症例などを中心に、日帰り全身麻酔によるレーザー治療も行っています。詳しくは担当医にお尋ねください。
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